岐阜済美学院は、創立100周年を迎え記念事業の一環として体育館・運動学実習棟竣工記念式典を挙行いたします。
竣工式に続き、体育館では記念公演として、リオ・パラリンピック閉会式で世界を魅了したプロダンサー・大前光市氏をお迎えし、ダンスパフォーマンスを披露していただきます。また、岐阜県唯一の男女の新体操部であり、インターハイに出場が決定している済美高等学校新体操部による演技も同公演を彩ってくれます。
午後には、スポーツ健康科学部開設記念として、元岐阜大学学長の黒木登志夫先生が『よい生活習慣と生涯スポーツが作る健康』と題してご講演されます。
運動学実習棟では、トップアスリートの測定に用いられるものと同じ「筋機能評価運動装置」を用いて、内覧にお越しいただいた方に精密な筋力測定を体験していただくことができます。この装置は、全国レベルのトップアスリートに一般選手が近づくためのトレーニングプログラムの作成や、その進捗状況を定期的に確認することができる装置です。これらの装置を使用しながら効果的なトレーニングプログラムの作成方法を体得し、将来トップアスリートの育成に携わることのできるスポーツ指導者を育成します。
今後も開かれた大学として多くのみなさまに広くご活用いただける施設でありたいと思います。
イベント詳細
開催日時:2017年6月10日(土) 9時30分~15時30分
開催場所:岐阜県関市桐ヶ丘 関キャンパス
プログラム
■9時30分~10時00分 竣工式(運動学実習棟)
【第1部】
■10時30分~11時30分 記念公演(体育館)
プロダンサー 大前光市さんによるダンスパフォーマンス
済美高等学校新体操部による演技
―休憩・来賓昼食(ポローニア)―
【第2部】
■13時00分~14時30分 スポーツ健康科学部開設記念講演会
テーマ:『よい生活習慣と生涯スポーツが作る健康』
講師:黒木登志夫 先生(10403教室)
■14時30分~15時30分 体育館・運動学実習棟内覧会
バスケットボール部・バレーボール部練習見学
記念公演・講演会案内
大前光市さん
1979年生まれ。左足が義足のプロダンサー。
事故で左膝下を切断するが、その後も様々なダンスを習得し、世界に一つのダンススタイルを築く。全日本洋舞協会合同公演にて舞踊作家部門新人賞および大阪府知事賞を受賞。昨年は、東京2020に向けた武道館ライブに出演。同年、岐阜県芸術文化奨励受賞。
済美高等学校新体操部
6年連続インターハイ出場(個人)の実績をあげる済美高等学校男子新体操部。男子特有の力強さやダイナミックさを前面に、バック転や宙返りといったタンブリングと呼ばれるアクロバットを行う演技が特徴。
また、男子同様活躍を続けている済美高等学校女子新体操部は、2012年に開催された第67回『ぎふ清流国体』新体操にて、少年女子・個人及び総合優勝を成し遂げている。
黒木登志夫 先生
元岐阜大学学長。東京大学名誉教授、岐阜大学名誉教授、日本学術振興会学術システム研究センター顧問を歴任。
また、研究者として世界の研究所(WHO がん研究機関、東大医科研等)でがんの基礎研究に従事。近著に『研究不正-科学者の捏造、改竄、盗用』(2016年)、『iPS細胞-不可能を可能にした細胞』(2015年)、『健康・老化・寿命 人といのちの文化誌』(2014年)など。